【神商連しんぶん2017年03月号】
  • 春の運動の中を「拡大リレーのバトンが行く!」

    横浜から2巡目!

    横浜東民商は1月の会員訪問が2月に活かされています。民商の役員は建設業の仲間宅を訪問。奥さんが共済に加入。スナックを訪ね婦人部員に。神奈川区内の読者の紹介で申告の仕方について知りたいと中華料理店が入会。これまでのつながりを生かし、元会員や元読者にも呼びかけて商工新聞購読を広げています。全商連第52回総会現勢まで読者であと20人。目標突破が見えたと力を合わせています。
    横浜南部民商は会員からの紹介が相次いでいます。まいはま支部では「申告のことが心配」とする女性経営者を仲間が民商に迎え、共済・婦人部にも。社会保険料納付に苦しむ人材派遣業者が地域のつながりで入会。さっそく年金事務所に相談し、納付の猶予申請の見通しが立ち、要求解決に結びついています。
    横浜の5民商が集まり、藤棚商店街で宣伝行動に取り組み、「商店街は歩いているだけで楽しい」と1軒1軒と対話し、民商をアピールしました。

     

    いくぞ!川崎を北上!

    「春の運動も本格的。2回目のバトンが来るぞ!」と待っていた高津宮前民商。2月5日には「どうなる消費税・マイナンバー」と題して学習会で学びながら取り組んでいます。申告書にはマイナンバーを記入するよう書いてあり、対応について参加者は真剣に聞き入っていました。「消費税の10%増税、軽減税率、インボイス導入が進められれば廃業しかない」と危機感をつのらせ、急いで拡大や署名に足を出そうと話し合いました。
    臨時の常任理事会を開き対象者を出し合うと「商工新聞読んでほしい人がいる」「支部長のとこのかあちゃん、まだ婦人部に入ってないよ」「子母口支部では共済未加入者名簿をつくるよ」「土建の仲間に声をかけよう」など、次々に名前があげられました。婦人部役員も「お父さんがけがをして給付を受け助かった。私はまだだったので共済加入するわ」「読者、広げたよ!」と。
    商工新聞読者は民商運動の一番近くにいる理解者。ていねいな配達・集金、対話でつながり、長く読んで力にしてもらおうと話し合っています。

     

    湘南・県央を駆け抜け!

    「高津宮前民商から紹介されました」と、バトンと同時に入会希望の電話を受けたのは大和民商。段ボール回収業の新規開業者で、「自分でしっかり申告ができるようになりたい」と入会しました。「税理士に頼んでいるが分からないことが多い。民商はいろいろ教えてもらえとてもいい」と読者になった人は入会もしてくれそうです。入会につながる読者拡大をぐんとすすめ、6つの成果で相模原へ。
    相模原民商は連日宣伝カーを走らせ、市内に「♪みんしょう、民主商工会?」の声を届けながら、役員が拡大運動の先頭に立って成果をあげています。
    下地会長は仕事仲間に民商を知らせて会員に迎え、さらに対象者数人にあたるところ。三浦副会長の勧めで地元の商店会長が読者になってくれました。麻生婦人部長代行は昨年秋の入会者に婦人部を紹介し部員に。各支部長も旺盛に知り合いなどに働きかけ、会員・読者・共済・婦人部で10人の成果をあげ、バトンを渡しました。

     

    待っていたよ!5ブロック

    小田原民商は読者11人拡大で、総会時現勢を突破しています。松浦会長は民商新年会で県連学習会で学んだ「共謀罪」について話し、「この法律は、絶対に通してはならない」と訴え、来賓などが次々読者に。全国会長会議までに何としても目標突破をと取り組み、達成です。
    読者拡大に徹するのは平塚民商。民商目標に照らし、支部ごとの目標を明確に。とりわけ婦人部役員が部員拡大と併せ、着々と成果をあげています。
    厚木民商はこの春の運動期間前半で、すでに読者35人、会員4人、共済4人、婦人部員1人の成果となっています。2・5民商拡大デーは大倉会長先頭に7人が参加し訪問行動。旺盛に発行される運動推進ニュースが活動の輪を広げています。拡大リレー担当日はもとより、連日の独自拡大をめざし、春の運動を大きな成果で前進しています。

  • 座間市・海老名市で実現!商店版リニューアル助成制度 大和民商

    座間市は2017年度から「商店版リニューアル助成制度」を実施すると発表しました。
    大和民商は2014年6月、「小規模企業振興基本法」が国会で成立施行された年、大和市、綾瀬市、座間市、海老名市の4市に「中小商工業者への施策を拡充し、地域経済の振興を求める要請書」を提出し、「商店版リニューアル助成制度」の創設を求めてきました。

    座間市では日本共産党の議員がいち早く「小規模企業振興基本法」について取り上げ、座間市から小規模事業者への施策は前向きに考えていくという回答の後での懇談だったので、感触は良かったです。その後の市議会での取り組みや、諸団体と一緒に毎年市との交渉に際には必ず「商店版リニューアル助成制度」について要請してきたことで、来年度からの実施となったと思います。

    海老名市では高崎市に視察にも行っており、導入に前向きな回答をもらえました。また、その後も日本共産党の議員が一般質問で取り上げる中で、今年度の補正予算から計上されることになりました。

    しかし、申請窓口が海老名市商工会議所になっており、海老名市内の業者は制度を受けることはできますが、工事を請け負うのは商工会議所の会員に限られています。この点につて2月3日に行った他団体との共同での対市交渉で質問したところ、海老名市が商工会議所に補助金を交付し、窓口となってもらっているためだとの回答で、納得できるものではありませんでした。この点については引き続き、改善させる働きかけが大事だと話し合っています。

    大和民商 小林 あけみ
  • 青年革新懇全国交流会−若者が希望持てる社会を−

    2月4日〜5日京都で開催された「はんなリズム2017青年革新懇全国交流会」に神青協の代表として参加しました。オープニングでは実行委員会の面々が仮装で紹介され、会場を沸かせました。

    関西学院法学部教授で全国・大阪革新懇の世話人でもある冨田宏治さんが全体会で報告と問題提起。政治的激動の時代の始まりが野党共闘へと連なり、格差や市場原理主義の打破に繋がる重要性と、若者が置かれている厳しい現状について指摘。革新懇で実践されている若者の居場所づくりの楽しさなどを紹介し、希望ある未来の創造が活発化していると締めました。

    その後参加者は希望する分科会で学び、懇親会で交流。神奈川の青年達は京都の建設労組のメンバーにさそわれ、岩手からの参加者も合流し二次会で交流を深め初日は終了しました。

    二日目は、「下流老人」や「貧困世代」等の著書で有名な藤田孝典さんが「若者の貧困問題を考える」をテーマに講演。貧困に陥る原因やその問題に対してのアクション法、知識だけでなくその現場にいき活動する重要性などの内容でした。その中で一番衝撃だったのは10代〜30代の死亡原因が自殺だと言う事でした。未来に希望を持てなくなり自らの命を断つ悲劇が現在の日本にある現実。悲しみと共に怒りがこみ上げてきました。

    我々業者青年もいまの政府によって大変窮地に立たされています。社会変革の取り組みが急務であるとともに、先述の藤田さんの講演を実践に生かして行こうと、心を新たにしました。今回送り出していただいた神青協、また、神奈川青年革新懇や実行委員会の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。

    横浜南部民商 佐藤 武蔵

  • 商売・人生を語る
    「台所で見つけた幸せな人生」相模原民商 中瀬 ハルヨさん
    カントリーマーム 相模原市南区古淵4-8-10 TEL:042-766-0249

    商売をやろうと思い始めたのは35才の頃。昔から台所仕事が好きでした。中学卒業後お手伝いさんをしている頃、チキンライスを作らされ、その美味しさにびっくり!そんな時代でした。また、そのお宅が養鰻場を営んでいて、弱ったり背骨が折れたりした鰻を私が捌いて、やたらと褒められたのがきっかけかな。
    弁当、総菜店、居酒屋、スナック、バブルが弾ける前までの良い時代、儲け無しでお客様に喜んで貰っていたかも…。あれからもう30年にもなりますが、お客様は来て下さいます。私も年を増し、お客様も年を増しちゃいましたよー。
    思い出も数え切れないです。贅沢せず暮らしていけるのが幸せです。財産は励ましてくれたりアドバイスくれたり、隠し事がなくつき合ってくれるお客様?友達かな? 良い人生です。商売してきたおかげで病気の主人の面倒も人並みに見ることができました。
    いつまで仕事ができるかなぁ〜?じーっとしていられる性格でもないし、頑張れるところまで頑張ってみま〜すね!

  • ふいごとそろばん 横浜西部民商 羽野 忠幸さん

    私は昭和38年10月、数えきれないほどの思い出を残して福岡県から逃げるように横浜に来た。12月に日本通運横浜支店に入社し44年に退社した

    ▼翌年、となりに住む塗装業の人に、車の運転を手伝ってくれないかと頼まれたのが、ペンキ塗りになったきっかけである

    ▼民商に入会したのは昭和51年だった。税務署へ納税証明書を取りに行った。しかし「あなたは税金を払っていないので、ここには記録がありません」と職員に言われた。私は6年間税金を払っていなかったのである

    ▼困って行きつけの焼き肉店で相談すると、「税金のことなら民商しかないね」と紹介され、すぐに入会した。平成8年、総会に出席したのがきっかけで、組織活動を手伝うようになり、民商の仲間のあたたかさを知った

    ▼金融問題や税務調査。商売で困っている仲間のために集まって応援しあうつながりは何よりだ。人はどういう出会いがあるかで人生は変わっていく。これまでの人生を振り返って思うことである。

7つのまちがいさがし

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