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「太陽塾」戸塚民商
「やられた…」自宅や工場を占拠され、しばし呆然となったと話す秋山真治さん(仮名・車体製造)。秋山さんは、ヤミ金融業者(貸金業登録をしていない高利貸し業者)5社から総額5百数十万円の借り入れがありました。 高利の返済で資金繰りに行き詰まった秋山さんは、5月の中旬に不渡りを出します。その日にヤミ金融業者の一社に、秋山さんの取引先会社に連れて行かれ、売掛金をヤミ金融に譲渡したとする念書を書かされました。そして、その翌々日に、自宅のカギを勝手に変えられ、中には見知らぬ人が占拠し、工場にも入れなくなりました。
盗難の被害に警察動かず
そんな時テレビで豊島民商の「ひまわり道場」のことを知り、希望を持ちました。 そして、秋山さんの窮状を見かねた知人の紹介で、日本共産党の市議を介して戸塚民商の「とつか太陽塾」に相談しました。 どの社も、10日で2割や15日で15%と、年利にすると数百%にもなり、利息制限法(年利15〜20%)や出資法(年利29・2%・罰則規定あり)にも違反をしています。 ヤミ金融との交渉をすすめ、法に基づけば「過払い」になっていることを業者に認めさせ、債務帳消しの和解も勝ちとりました。しかし、自宅や工場を占拠していた人物に生命保険証やパソコン、指輪、製造設備、書類などを持ち去られました。戸塚民商とともに泉警察署に訴えましたが、「民事には介入できない」とすぐには対応をしませんでした。
警察庁に申し入れ
6月4日、秋山さんをはじめとする「ヤミ金融」による被害者が国を動かします。この日の決算委員会で日本共産党・緒方参議院議員が「ヤミ金融の問題」を追求しました。緒方議員はスポーツ新聞の紙面いっぱいに掲載されているヤミ金融の広告を掲げながら、「2千社とも言われているヤミ金融業者による被害が増えており、特に安定化融資が打ち切られた3月以降に増大している」「安定化融資に変わる支援策と、警察のヤミ金融業者に対する緊急対応を求める」と訴えました。 これらの実態に驚いた警察庁長官は、「貸金業者の検挙件数は増えている。今後とも関係する団体と連携をして厳重に取り締まっていきたい」と回答。それを受けて、6日に警察庁に「ヤミ金融取締りの申し入れ」を行い、「警察庁は弱者保護の立場である。民事不介入というわけではない。しっかり取り締まる」との回答を得ましました。その後、二週間近くが経過し、やっと警察も動く準備をはじめ、秋山さんの事件も解決に向けて動き出しました。 「警察はもっと早く動いてほしい」と話す秋山さんに「笑顔が出るようになったわね」と「とつか太陽塾」の仲間が声をかけます。「まだ、商売が出来ないのがつらい。高利を知っていて借りてしまった自分を責めることもある。でもここに来れば仲間がいる。みんな大変な状況にある仲間だが、みんなで力を合わせて解決していきたい」と話してくれました。
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