• 商売・人生を語る「横浜ハイカラ」3代変わらぬ味の洋食屋さん
    横浜南部民商 (有)レストラン コトブキ
    横浜市中区伊勢佐木町5-129 電話:045-251-6316

    「まいど、ありがとうございます!」―。店内には、店主鈴木正子さんの張りのある声が響きます。横浜は伊勢佐木町、昭和を思い出させるような通りのなかに、「レストラン コトブキ」があります。料理屋で仲居として働いていた夫の誠一さんのお母さんすみえさんが昭和29年に開いた洋食レストランです。

    ポークカツ、ハンバーグ、メンチカツ、レバステーキ、グラタン、ウインナーナポリタン、ミートソース・・・。50種ほどのメニューが開店当時から変わらぬ味でお客さんを迎えます。

    それぞれの料理のソースやドレッシングをはじめ、すべてのメニューは材料を仕入れ、店の手作りを守り通しています。

    2代目の誠一さんが7〜8人の従業員とともに厨房で腕を振るう頃、店は24時間営業。日本の高度成長期の当時は働く人、余暇を楽しむ人たちが街を往来し、時間を問わず立ち寄ってくれました。おしゃれな洋食を楽しみながらお酒で盛り上がり活気にあふれていました。

    誠一さんが病に倒れ、それまでは専業主婦だった正子さんは3代目を決意します。「お義母さんの時代から夫へと続いてきた味そのまままの、町の洋食屋さんがいいんです」と笑顔の正子さん。昨年、誠一さんの13回忌を済ませたいま、厨房は、誠一さんの仕事をそばで見ながら覚えた2人のコックさんが守ってくれています。従業員とのつながりが店の要と話す正子さん。味を守り通す一方で、キノコオムライスやスペアリブなど、正子さんの提案で新しいメニューも生まれています。

    お父さんに連れてこられて洋食を楽しんでいた子どもさんたちも40代、50代のお客さんに。先見の目で店を立ち上げたお義母さん、厳しく厨房に立ち続けた夫から受け継いだ店の歴史をさらに先へ、と頑張る正子さん。昨年はコロナ感染拡大の影響で、売り上げは大きく落ち込みました。「従業員の暮らしを守ることが一番です。多少お金がなくても、食事には困らないので大丈夫!まだまだ町の洋食屋さんは頑張ります!」と正子さんの笑顔は最高です。

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