■ いきいき業者青年 屋内外広告業(株)せんば
父親の仕事をいつもそばで見ながら育った仙場優太さん。学校を卒業した後はタイヤ販売の会社に就職し、2〜3年勤めました。そのころ、お父さんが仕事で大きな怪我をしてしまいます。
ちょうど年末、力仕事なのでこのまま一人では無理。ほおってはおけないと、会社をやめて手伝うことにします。
やがて順調にお父さんは回復し、妹さんも入って親子3人が力を合わせます。その娘さんも今は結婚し、父と息子がタッグを組んでいます。
小さいころから遊び場だった父親の仕事場。一通りの仕事が身に付くのにさほど時間はかかりませんでした。今では、お互いにそれぞれの取り組む仕事に没頭します。
お父さんが一人でやっていたころは、個人の店や会社からの依頼が多く、全体の雰囲気をコーディネートとするようなものを手がけましたが、最近では、大手の自動車会社などがメインで、規格的で、詳細な仕事が多くなっています。
以前はすべて手仕事でしたが、優太さんが入ってからはパソコンが入り、様変わりしています。
営業はほとんどしたことがなく、紹介による注文が中心です。手がけた商品の出来ばえそのものが宣伝になっています。
このところの経済不況のあおりで、仕事は減りがち。今は途切れ途切れですが、下請けではないので、何とかつながっていますが、これからしばらくの状況が気になります。
8年前に結婚した奥さんとのあいだには、5才の長女が。休みの日には子どもと遊んで過ごすのがなによりです。
時代が変わると、看板屋は淘汰されてはいかないか…。気になるところです。「父親には感謝。この仕事を残してくれたから」の一言が父子のつながりを物語ります。
神商連しんぶん2009年3月(第219号)より
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