■ 【いきいき業者青年】 フラワーアレンジメント 「アンプルール」 前田苗子さん
生まれ育った鎌倉でフラワーアレンジメントを仕事に頑張っている前田さん。
インテリアデザインの専門学校に通いながら、鎌倉小町通りの「トトロ」のグッズの店でアルバイト。花屋の経験もある店長は生花も扱っていました。毎日、花の世話をしているうちに「お花の仕事がしたい」と考えます。仕事をもちながらも、自宅を花で飾っていたお母さんの影響もあったかもしれません。
通っていた専門学校で「フラワーデザイン」に専攻を変え学びます。卒業後は3軒の花屋に働きながら、勉強に努力。
同じ花屋でも特徴がはっきりしている中で、自分の好みや傾向がつかめてきました。「私はあまり派出な感じではなく、男の人でも、ふだん持って照れないような花束を作りたいです。草も葉もあって花束は構成されています。庭に咲いている素材も使って自然な花束作りを目ざしています」と語ります。ブライダルブーケもその基本を大事に心がこもります。
西鎌倉に30歳で独立しました。一人だったので、店に「外出中」の札を下げ、途中で仕入れに行ったり。しかし、その時期にお客さんと来店だけでなく電話やメールを使ってのつながりができました。
現在は住まいの一部を教室にしています。その頃のお客さんたちから今でも折にふれ注文の連絡が入ります。お祝い事があったとき、お見舞いの花束をと、一人ひとりの顧客の好みも長い付き合いの中でしっかり把握できています。
営業スタイルを変えてからは、いっそう多様な仕事にめぐり合っています。いまブームのフラダンスのレイやステージを飾るアレンジ。「緊張しますが、一発勝負の仕事。いろいろな失敗を繰り返しながらですがやりがいあり」と明るい前田さん。大勢の力を合わせて作り上げるステージ。他分野の人たちから学ぶことも多い。小柄だけどエネルギーいっぱいの前田さん、ガンバレ!
神商連しんぶん2009年12月(第228号)より