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 みんなで不況乗り切ろう 融資獲得交流会

 100年に一度といわれる大不況は、中小業者の暮らしと営業を容赦なく襲っています。融資実現で商売をつなごうと、民商では「金融獲得交流会」が開催されています。「借りても返せないからだめ」と思っている人たちも、仲間と励ましあいながら「融資は業者の権利じゃあないか」と知恵を出し合ってます。
≪平塚民商≫
 4月8日、平塚民商では民商会議室で融資獲得交流会を行い17人が参加しました。
 セーフティネット融資が始まり数ヶ月経ちましたが、これが大不況から中小業者を救う手段として始まったはずなのに、いざ蓋を開けてみたら「消費税など、税金の滞納がある人には貸せない」などという、現実離れしている制度ではないかとの声が上がっていました。
 しかし、そんな中でも保証協会に申入れしたら融資が実現したとか、財務局に苦情を言ったら銀行からOKがでたなど、明るい事例も聞かれていました。
 平塚民商では、融資要求はあるが困難があり、話が思うように進まないという会員が集まり、今後の対応をみんなで考えようということで「交流会」を計画しました。
 はじめに千賀会長からあいさつがあり、続いて参加者が自己紹介しながら、各自融資にとりくんでいる状況を出し合いました。西村事務局長が、「信用保証協会の役割」について読み上げると、「消費税を滞納しているのは、事情があってのこと。それを納め、運転資金を確保したいので融資を受けたいと考えているのに、保証協会からは1年で消費税を払ったら相談に乗ると言われた」「今まできちんと返済して遅れたことはなかったのに、消費税を滞納しているから保証協会は保証できないと言っているのを理由に、銀行が融資を断ってきた。200万なら銀行独自で融資するといってたのに、その舌の根も乾かないうちに、やはりそれもできないと言ってきた」など、次々に不満や疑問の声が出されました。
 「急に仕事がなくなってしまい、住宅ローンを払うのも大変になってしまった。融資を受け、何とか乗り切りたい」と切実な状況が出されると、「条件変更してもらったらいいんじゃないか」と、自らの経験を出し合いながら助言する場面も見られました。
「仕事はあるのに運転資金がないのでうまく回らない。これじゃあ黒字倒産だ」と困惑や怒りも。参加者は「黙っていたら何も進まない。運動を起こして要求を実現しなければ」と話し合い、さっそく関東財務局に問い合わせ、保証協会との交渉に踏み出しています。
≪横浜南部民商≫
 4月5日、横浜南部民商では借り入れ要求の学習会・相談会を開催し、会外の相談者4組・6人、会内の相談者4組5人、役員とあわせて32人が参加しました。
 民商ではこのとりくみを知らせようと宣伝行動をおこない、中区・西区・南区の業者に1000通のダイレクトメールを発送しました。
 最初に二瓶会長が、融資のとりくみを紹介しながら、民商を紹介。その後、三浦事務局長から「中小業者の借り入れは権利」「事業計画をたてよう」「仲間と相談して、知恵を集めて、交渉を」の3つのポイントで学習しました。その後、借り入れを実現した会員が経験を報告し、意見交換をしました。
 個別の相談では、「融資を申し込んだが、銀行の言うとおりの書類を作成したら、保証協会に断られた」「条件変更中で、返済も遅れていたので、保証協会から断られた」「12月に借り入れたが、減額された。もう一度出来るだろうか」「いまある返済を借り替えて1本にしたい」など次々に出されました。保証協会交渉や事業計画書などつくり、もう一回挑戦してみることなどアドバイスし、一緒に行動することにしました。この相談会に参加した診療所や薬局の内装工業の人が入会しました。

神商連しんぶん2009年5月(第221号)より

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