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≪ 元気になろう 元気になろう 丹沢あすなろ会 ≫

秦野民商

 秦野民商の多重債務者の会の名は「丹沢あすなろ会」。昨年の11月16日に発会し、毎週金曜日に定例で開催され、毎回7〜12人の相談者が参加をして、債務問題を話し合い、解決もして、元気に商売を続ける活力を取りもどしています。

あすなろ会で「ほっ」と…

 2月16日の「丹沢あすなろ会」は、16人が集まりました。1億円以上の負債をかかえたスーパー経営者の奥様が、「夫が自殺をしようとして未遂に終り、今は身を隠している」と相談にきました。商工ファンドから取り立てや督促の電話が鳴りっぱなしになっていましたが、現在は落ち着いています。
 「みなさんのお陰で本日、特定調停を申し込み、今はほっとしています。解決はこれからですけれど、がんばっていきます」と元気よくあいさつをしました。
 新会員の建築板金の方は保証人と一緒に、この日に初めて参加をしました。取引先が倒産したのをきっかけに1,300万円の負債です。蒼い顔で話を切り出しましたが、次々と紹介される解決の実績の話を聞き、ほっとした様子で、元気を取りもどしていました。

助かった人が助ける番に

 「丹沢あすなろ会」初代会長の栗原さん(電気工事)は、99年の12月に届いた一枚の「なんでも相談会」お知らせハガキを見て入会しました。利息制限法で債務をひきなおし、日栄に570万円あった債務を180万円に減額させ、シンキの110万円を債務ゼロにしました。しかも調停をせず、民商役員らと一緒に直接交渉をして和解を勝ちとったものです。「まず本音をだし、話を聞いてもらって、何度も交渉することが大事。苦しんでいる仲間とお互いに励ましあって、学びあい、根気強く、みんなの力になっていきたい。助かった人が助けるところが民商だ」と栗原さんは、会長としての決意を述べます。
 会の命名者で副会長の梶山さん(塗装)も、商工ファンドと17社のサラ金の多重債務(総額約1,400万円)を解決しました。「みんなの力がエネルギーとなってがんばることができた。今後はみんなの精神的支えとなれるようがんばる」と笑顔で話します。

仲間づくりにも貢献

 「解決するのは本人。本人が先頭にたってぶつからなければ、切り開けない。みんなは励まし、アドバイスをするが、決断するのは自分自身」「銀行の貸し渋りや商工ローンなどの横暴は、政治の責任。不況になったのは政治が間違っているから。政治を変え、自分自身の商売と家族を守っていくために、団結して闘うことが必要」が「丹沢あすなろ会」の運営方針。
 「商工ローンに悩んでいる業者がいるといわれ、面識はなかったけれど、思い切って民商に入会してもらった」と話す北村さん(自動車整備)。「あすなろ会」の参加者が積極的に商工新聞読者や会員も増やし、春の仲間づくり大運動でも活躍しています。

≪ ちょっと待て飛び込む先は民商だ ≫

横浜緑民商/多重債務者の会「金融問題研究会」

 「アッハハ」と笑い声が絶えない「多重債務者の会」があります。横浜緑民商の「金融問題研究会」は、昨年12月5日に発足し、毎週火曜日に開催しています。
 「金融問題研究会」の中心的な役割をしている高屋健一さん(医薬品卸)の口からは、「『ちょっと待て、飛び込む先は民商だ』という看板を駅のホームや踏み切りに出すべきだ」「そうすれば駅員もいやな仕事が減るから、無料で出させてもらおう」と、冗談がポンポンと出てきます。しかし、ただの冗談だと思っていたら深刻な実態がつくらせた冗談だとわかりました。
 今年の1月、民商事務所に突然現れた浅水さん(建築)は、駅のホームから飛び降りようと考えている最中に民商の看板が目にとまりました。取引先の社長から「困ったときは民商に相談した方がいいよ」と言われていたのを思い出し、びくびくしながら民商の暗い階段を登ったそうです。

暗い階段の先に明るい光が待っていた

 「サラ金」「商工ローン」「街金」「暴力金融」「車担保ローン」など、あらゆるところから金を借りて、行き詰まっていた浅水さんは、「ホームでも民商でも飛び込んで楽になりたいという思いだった。しかし、暗い階段の先に明るい光が待っていた。民商で話しを聞いてもらえ、解決策も見出し、職人も懸命に働いてくれている」と涙ながらに話します。そして、第1回目の特定調停を終え、「5月までには落ち着くかな」と笑顔でビールを飲み干しました。
 同様な状況の方は他にもいます。3億の借金を抱え、毎月600万円の返済を抱え、家族に「生命保険で返済をしてくれ」と話し、覚悟を決めていたSさん、家族にも話せず青い顔しておびえていたNさんなど、「金融問題研究会」に参加する方はみんな深刻です。
 しかし、会に参加をしてからは「死ぬことはない。必ず解決できる」と、毎日のように励ましあい、仕事上でも助け合っています。

これからの商売民商に入って

 「人生に間違いはない」と言い切る高屋さん。「バブルが弾け、多くの中小業者が窮地に追い込まれ、銀行の『貸し渋り』で、高利貸しから借りなければ倒産・廃業をせざるをえなかった。高利貸しの存在を肯定はしないが、借りてしまった自分を責めることはない」と話します。
 自身も、「債務額の確定」の裁判を控え、日栄と一戦交える覚悟をしています。
 「これからの商売、民商に入っていなければ立ち行かない。民商がもっと知られていれば、かけがえのない命が救われたと思う。生きぬくために民商に集まり、力を合わせて政治を変えていく活動が大事」と「金融問題研究会」の成果を自信もって話してくれました。

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≪ そこまでやるか!? ヤミ金融 ≫

「太陽塾」戸塚民商

 「やられた…」自宅や工場を占拠され、しばし呆然となったと話す秋山真治さん(仮名・車体製造)。秋山さんは、ヤミ金融業者(貸金業登録をしていない高利貸し業者)5社から総額5百数十万円の借り入れがありました。
 高利の返済で資金繰りに行き詰まった秋山さんは、5月の中旬に不渡りを出します。その日にヤミ金融業者の一社に、秋山さんの取引先会社に連れて行かれ、売掛金をヤミ金融に譲渡したとする念書を書かされました。そして、その翌々日に、自宅のカギを勝手に変えられ、中には見知らぬ人が占拠し、工場にも入れなくなりました。

盗難の被害に警察動かず

 そんな時テレビで豊島民商の「ひまわり道場」のことを知り、希望を持ちました。
 そして、秋山さんの窮状を見かねた知人の紹介で、日本共産党の市議を介して戸塚民商の「とつか太陽塾」に相談しました。
 どの社も、10日で2割や15日で15%と、年利にすると数百%にもなり、利息制限法(年利15〜20%)や出資法(年利29・2%・罰則規定あり)にも違反をしています。
 ヤミ金融との交渉をすすめ、法に基づけば「過払い」になっていることを業者に認めさせ、債務帳消しの和解も勝ちとりました。しかし、自宅や工場を占拠していた人物に生命保険証やパソコン、指輪、製造設備、書類などを持ち去られました。戸塚民商とともに泉警察署に訴えましたが、「民事には介入できない」とすぐには対応をしませんでした。

警察庁に申し入れ

 6月4日、秋山さんをはじめとする「ヤミ金融」による被害者が国を動かします。この日の決算委員会で日本共産党・緒方参議院議員が「ヤミ金融の問題」を追求しました。緒方議員はスポーツ新聞の紙面いっぱいに掲載されているヤミ金融の広告を掲げながら、「2千社とも言われているヤミ金融業者による被害が増えており、特に安定化融資が打ち切られた3月以降に増大している」「安定化融資に変わる支援策と、警察のヤミ金融業者に対する緊急対応を求める」と訴えました。
 これらの実態に驚いた警察庁長官は、「貸金業者の検挙件数は増えている。今後とも関係する団体と連携をして厳重に取り締まっていきたい」と回答。それを受けて、6日に警察庁に「ヤミ金融取締りの申し入れ」を行い、「警察庁は弱者保護の立場である。民事不介入というわけではない。しっかり取り締まる」との回答を得ましました。その後、二週間近くが経過し、やっと警察も動く準備をはじめ、秋山さんの事件も解決に向けて動き出しました。
 「警察はもっと早く動いてほしい」と話す秋山さんに「笑顔が出るようになったわね」と「とつか太陽塾」の仲間が声をかけます。「まだ、商売が出来ないのがつらい。高利を知っていて借りてしまった自分を責めることもある。でもここに来れば仲間がいる。みんな大変な状況にある仲間だが、みんなで力を合わせて解決していきたい」と話してくれました。

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≪ 道場・塾・多重債務者の会の一覧 ≫
民商名
会・道場の名前
連絡先
開催日など
神奈川 あきない道場
045-324-2767
直接、お問い合わせください
横浜緑 金融問題研究会
045-983-8101
毎週火曜日19:30〜
横浜中央 サイムライト横浜
045-664-7950
毎週火曜日19:00〜
横浜南
045-252-5161
磯子港南 磯子港南「ひまわり道場」
045-803-6247
毎週金曜日20:00〜
第1・3火曜日13:30〜
保土ヶ谷 保土ヶ谷道場
045-332-3126
直接、お問い合わせください
戸塚 とつか太陽塾
045-803-6247
毎週金曜日20:00〜
第1・3火曜日13:30〜
川崎中央 あしたば塾
044-366-1433
毎週火曜日20:00〜
川崎幸 しゃくなげ道場
044-555-5672
第1・3土曜日19:00〜
高津宮前 高津宮前民商「希望の会」
044-975-1030
第1・3土曜日19:00〜
多摩麻生 多摩麻生民商「希望の会」
044-922-5308
第1・3土曜日19:00〜
湘南 なぎさ道場
0466-26-2211
第2・4土曜日20:00〜
横須賀 横須賀ひまわり道場
0468-36-0016
毎週火曜日19:00〜
大和 YCC(ヤマト クリエイト サークル)
046-274-3362
毎週月曜日19:00〜
相模原 あじさい道場
042-754-3462
毎週金曜日20:00〜
秦野 丹沢あすなろ会
0463-81-0918
毎週金曜日19:30〜
伊勢原 伊勢原「ひまわり道場」
0463-94-8643
毎週月曜日19:00〜
中小業者の営業とくらしを守る  神奈川県商工団体連合会
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