■ 地元での恩返しを被災した方々に―平塚民商 伊藤晃良さん―
平塚民商の伊藤晃良さんは、平塚駅の近くで、寿司と創作料理の店「一粋」を経営していました。3月末に営業不振でお店の休業を決めた矢先、東北関東大震災が起きました。
伊藤さんは、「15年間、お店を可愛がってもらった恩返しを被災した方々にしたい」と、4月5日・6日に仙台民商へ物資を届けることにしました。
市からの払い下げの自転車20台と空気入れを買い、新品のジーンズ600本(知り合いの会社からの寄付)、ウーロン茶20ケース・りんご5ケース(協力者が購入)、自分で購入したキャベツと大根・店で使っていた食器をダンボールに9箱など、4トントラックいっぱいに積みました。
仙台民商へ届けたのは、「受け入れ態勢が一番整っている」という郵便局の情報から。現地では、宮城県連の会長が老体に鞭打って、自転車の荷降ろしを手伝おうとしてくれたと言います。その後、被害状況や会員の安否など大変な状況を聞いたそうです。
今回は、奥様と2人で物資を届けました。今後も他の被災地へ物資を届ける計画を立てています。
また、「一年後には、平塚でうなぎ料理の店をやるため、九州へ修行に行きたい」と語り、営業再開への一歩を踏み出そうとしています。
神商連しんぶん2011年5月(第245号)より
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