緑区鴨居、竹山団地近くで『中国料理 海王』を営んでいる八木下朝久さん一美さんご夫妻は、先日、開業後2回目の確定申告を無事済まされました。2年前に開業するまで、お二人とも経理とは無縁。「初めての確定申告で何もわからなかった時、民商の宣伝ハガキを見て」来所、入会されました。「親切に教えてもらって、本当に助かった」と振り返ります。
もともと地元っ子の朝久さん、子どもの頃から食べることが大好き。「植木屋だった親父が、雨で仕事が出来ないと美味い料理を作ってくれたのが原点」という朝久さんは調理一筋。調理師学校で免許取得後、数件の中国料理店で腕を磨き、地元で有名な中華宴会場に請われて10年間総料理長を務めた、その味は絶品!
転機は40歳の時。「大鍋の料理を大へらでかきまわしていたら、なんだかわからなくなっちゃって」数十人分の料理より、顔が見えるお客さんに心をこめて料理を提供したい、独立開業するなら今がギリギリ、と決意。
「店を出すなら地元で」というご親戚の勧めで、現在の場所に開店。今では弟さんも一緒に働いています。ご兄弟の同級生やそのご家族、二人のお子さんのPTA関係者など、「地元のお客さんに支えられています」。一度来たお客さんは、ほとんどがリピーターに。「中華街に行かなくても美味しいものが食べられるのよ!」と、近所に住む会員Sさんも常連さん。
・・・で、奥さんとはどちらで?「以前勤めていた店、隣の八百屋が仕入先で、そこの娘さんの担任だったんですよ」「八百屋で大根とジャガイモと女房を仕入れた」すかさず「失礼でしょう?」と奥さんの一美さん、掛け合い漫才のよう。
一美さんは元保育師さん。子どもが大好きで、小学校では読み聞かせのボランティア活動も。明るい一美さんですが、開店当初は生まれて初めての接客で、お客さんに叱られ落ち込んだことも。「でも、その方が今では常連さんになってくれています」。一美さんのつながりで、3月は謝恩会やお別れ会などの小宴会が続きました。「ありがたいことです」。
「ここにくればいつも美味しいものが食べられる、と言われたい」と語るお二人。ますます美味しいお料理と明るい笑顔を提供してくださいね。
神商連しんぶん2010年4月(第232号)より
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