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 ■ 地域の相談民商がひき受けた 支部がアンケート活動 大和民商
 大和民商の座間支部と海老名支部ではこの春から、地域の中小業者へのアンケート活動にとりくんでいます。100年に一度と言われる大不況の中で、直接つながりを持てていない自営業者の実態をつかみ、要求をいっしょに解決していこうと呼びかける内容です。日ごとに回答が寄せられ、切実な叫びが。
 二つの支部では共同して、地域の中小業者名簿にもとづいておよそ1000通のアンケートを準備しました。座間支部長の生貝さんや海老名支部長の藤島さん、役員の小林さんらが中心になり、自営業者の立場に立ち、どういうことを聞いたらいいか討議を重ねました。  
 「税金はちゃんと納められていますか」「平均収入はどのくらいですか」「資金繰りの希望はありますか」など、16項目の設問に合わせて、支部の「なんでも相談会」の案内も入れました。着払いの返信用封筒を同封し、答えてもらうもの。可能な限り訪問し直接手渡し、対話に努めました。
 「くらしや商売はどうですか?地域の民商です。悩みなどがあったら、ぜひ一緒に相談しませんか」と声をかけると、ほとんどの人が話しに応じてくれます。
 およそ二ヶ月のあいだに、50通ほどの回答が寄せられました。
 両支部ではアンケート結果をまとめ、座間市、海老名市に中小業者支援策を求めて交渉しようと計画しています。

相談から入会へ

 アンケートを受け取り、「なんでも相談会」の案内を見た美容院経営の田中洋子さん(仮名)から連絡が入りました。
 田中さんは12年前に店舗を借りて開業しました。4年前に家主の都合で、立ち退きに合いました。その際にはまったく保証金の相談もなく、近くの店舗を借りて再スタート。店舗を借りる資金や、器材購入などの設備で大きな資金が必要となり、無理をしたために銀行ローンなどがかさんでいました。
 相談をすすめ、銀行と掛け合うことになりましたが、新たな借り入れは困難です。銀行では二口あったカードローンを一口にまとめる提案をしてくれ、月に数万円ですが返済額が減り、期間がかかってもこれでしのいでいける目途がたちました。これからも相談を続け、安定した営業ができるようにしようと、田中さんは民商に入会することになりました。田中さんは「相談できて本当によかった。あー、もっと早く民商を知ることができてたらよかった」と、喜びと切ない気持ちを語っていました。
 
困ったことは民商へ

 大和民商ではこの4月、4000通のハガキダイレクトメールを自営業者に送るとりくみをしました。
 ハガキを受け取ったなかで、6人の人から「税金の滞納があり悩んでいた。相談したい」「緊急保証の融資はどのようにしたら受けられるだろうか」などの問い合わせがありました。
 相談のうえ納税猶予申請を出し、借り入れの申込みをおこなっています。
連絡のあった6人のうち、4人の人が民商会員になることを決めました。
 大和民商の西村事務局長は「問い合わせがあった中で高い確率で会員になってもらっている。民商がとりくんでいる運動を知らせ、一緒にがんばろうと声をかけ、地域に広げていきたい」と話しています。

神商連しんぶん2009年7月(第223号)より

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