毎年パワーアップして開催を
商工フェスタに100人超 
横浜南部民商

 

 横浜南部民商は四つの民商がいっしょになって3年目。商売を通して交流を深め、元気に会員が地域でアピールできる民商づくりをしていこうと11月25日、かながわ労働プラザで商工フェスタを開催しました。通りがかりの展示会への見学者も含めて、100人を超える人が来場。会員や呼びかけた団体、チラシを見て参加した新規開業者だけでも75人が参加して、元気が広がるフェスタとなりました。

通りがかりの人も立寄って

「商売を語る会」では3人の青年部員が、製品展示会でも3人の青年部員が出展するなど、若い業者青年の活躍が目立ちました。
 「製品展示・実演コーナー」では13が出店。当日参加できない会員や商工新聞読者に呼びかけてチラシ、名刺コーナーをつくり、商売をアピールしました。
実行委員長の鳥越さんは鍼灸師。家庭でできるお灸を実演。デイ・サービスをおこなっている工藤さんは腰をいためないで、ベッドから車椅子に移すやり方を、「お年寄りの持っている力を出してもらいながら」と見学者に指導していました。ジュエリーの製作・販売をしている青年部員の奥村さんは「13個も売れた」と大喜び。オリジナルムービーを作成している青年部の高浦さんはDVDとパソコンを持ち込んで放映。経師屋さんの鈴木さんは絵手紙などを飾るミニチュアの掛け軸などを展示。土木建築業の菊地さんは自分でできるブロック塀の耐震診断をアピールしていました。
 青年部員らは表に出て、ビラ配布。このがんばりで通りがかりの人二十数人が見学しました。

新規開業セミナーに対象者5人

「新規開業セミナー」は「チラシをみた」と5人が参加しました。事業計画のつくり方、会社の設立の仕方、銀行との付き合い方、税金の仕組みと記帳の仕方を会員で行政書士の本多さん、役員で塗装業の丸田さんなどが説明しました。元銀行員の服部さんの「身の丈にあった銀行を選ぶこと。融資の面接のときは銀行員の目をしっかり見て話すこと」などの話に、みんな熱心にメモを取っていました。
 「パソコンで切り開く商売」は、自分の宣伝をする上で、「自分のことをよく知ろう」と石黒印刷の田中社長が自分の会社の強みなどの経営方針を披露。
 ホームページの作成を仕事とする明石さんはインターネットの利用やホームページのつくり方について説明。「どんなチラシがよいのか」「目立つチラシとは」「インターネットで検索で、上位に出るにはどうしたらいいの」などの質問が出され、「チラシはキャッチコピーで決まる。目立つのは黒。だから車のパンフを見ても黒が多く使われている」と丁寧に答えました。

商売への夢を語る

「商売を語る会」は3人の青年部員をはじめ5人が報告。経営分析セミナーもおこないました。トップバッターで居酒屋「喜楽や」を経営する依田さんは「商売の楽しさ、おもしろさ」の表題で「自分が変われば、変えられる。商売は挑戦」と、親の商売の手伝いや、外に出て技術を覚え勉強して頑張っていると報告。
 婦人服の製造をしている池田さんは「センスを生かしたい」とこの仕事に入ったことや、人それぞれ買いたい服の差が大きいこと、売上が10年前の四分の一になり厳しいが服作りが好きで、完成時の達成感が何より。また、ユニクロなど「大量生産」の製品との違いを出す経営方針を報告。

 工務店を親から継いだ近藤さんは「自分たちの工務店の今後について」と題し、弟と一緒に、工務店の仕事が減る中で仕事を誠実にこなし、お客さんに認められると次の仕事にも続き、信用第一でがんばってきた商売への思いを語りました。
 四番目は趣向を変えて、「建設現場―驚きのポカの実態」と題して、あってはならないところにある壁を壊すなど、間違えた仕事の変更の作業を仕事にしている浅井さんが、間違いの実情をおもしろく紹介しました。
 経営分析セミナーでは青年部の伊藤さんが、仕分けの説明からバランスシートや損益計算書、キャッシュフローの見方を説明。ここからどんなことがわかるのか、銀行の融資の交渉などのポイントなどを話しました。
 最後は「誰でもできる介護保険サービス事業」と題して、2箇所で併せて定員45人のデイサービスをおこなっている遠藤さんが、介護事業の起こし方から、コムスンなど上場企業参入の問題点などを話しました。 「毎年、パワーアップして、開催していきたい」。実行委員長の鳥越さんがまとめ集会で発言すると、参加者が拍手でこたえました。

神商連しんぶん2007年12月(第204号)より
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