| 【05.02.01】和気あいあいが一番 |
| 三浦民商 釣り船業 鈴木弘さん TEL/FAX 046-886-1917 http://www.gyo.ne.jp/sedo/ |
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松輪鯖で有名な三浦半島松輪港は釣り船業が盛んです。地域の基幹産業です。鈴木さんは、都心から最も近いマリンレジャーの基地・松輪で、漁師を経験した最後の釣り船業者として、沖釣りファンに著名な存在です。
船酔い三年鈴木さんは、漁師のかたわら釣り船業を営む父親の一渇で漁師になりました。当時、中学校を卒業して漁師になったのは、松輪で三人だけでした。しかし、漁師になって三年間はひどい船酔いに悩まされ続けました。体重もどんどん減り、親たちも「漁師は無理だ。陸に上がって仕事をするしかない」とあきらめました。陸での職探しをしていたとき、近所の人から「武山の持経寺(横須賀市)の初不動をお詣りして船酔いが治った」話しを聞いて、武山不動に祈願しました。「嘘のように船酔いがなくなって、改めて漁師の修行だよ。遅れた分、親父について必死におぼえた。海の魚で釣らないのはマグロだけ、後はすべてやった」と鈴木さんは笑います。
天気は魔物21才、結婚して一年目、長男が生まれたばかりのときでした。小さな仕立て船に、八人の客を乗せて沖釣りです。魚を追って金田湾の沖に出ました。「このとき春一番が吹き荒れて、大波が船を襲った。引き返すのに倍の時間がかかった。正直もうだめかと思った。港には、心配して家族や組合の仲間がきていました。「あのときは親父にこっぴどく怒られた。あれから天候だけは人一倍神経を使うよ。ちょっとでも危険を感じたら、どんなに釣れていようが即座に引き上げる。これだけは徹底している。今は情報が逐一入るが、雷雨だけはつかみきれない。今は風より雷が怖い」 以来、鈴木さんの空模様海模様への素早い対応が、かえって釣り客の信頼を絶大なものしています。
釣り船業三代1976年、仕立船(貸切)の釣り船を始めました。1987年、乗合船も始めました。先代は釣り客から「ヒラメの瀬戸」といわれていました。 1990年、大型船を竣工しました。二代目の鈴木さん―マグロ以外の海は全てやった漁師の経験が最大限生きています。他の同業者より一匹でも多く釣らせないと気が済みません。こだわりです。それが口コミでファンが増えていきました。 長男の昌士さんが同じ仕事を始めました。1999年、二隻目の大型船を竣工、長男が操縦します。 三隻目の大型船は2002年に竣工、次男の信吾さんが乗り込んでいます。現在、三隻の瀬戸丸を弘さんと息子さん二人の三人で運行しています。 モットーは「明るく楽しい釣り船」、家族総出で客を接待、松輪港で瀬戸丸の人気は不動です。 神商連しんぶん2005年2月号(第170号)より
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