【03.07.01】確かな技術に支えれれ あふれるアイディアで勝ちぬく
保土ヶ谷民商
下請加工業
潮田 国昭さん
潮田製作所
TEL045-333-2301

 保土ヶ谷の高台。晴れれば富士山を望む岡の上に、潮田製作所があります。経営する、潮田国昭さんは機械加工一筋、自動車関連部品の製作だけでなく、様々なアイディア商品を考案するのにも余念がありません。

 中学を卒業すると、すぐに就職しました。そこで技術の修行をしました。社員よりも技術を持った『職人』が優遇されているのを見て励みにしました。「俺だってできる」と思った時、独立のチャンスがきて自営業になりました。

 時は、『力道山』がテレビの中で活躍する時代。潮田さんはテレビに着目し、その関連部品の製造で順調に業績を伸ばしました。

潮田さんのアイディアを組み込んだ機械の写真 やがて、仕事の中心は、自動車の部品へ移りました。特に、オイル関連は高い精度が求められます。コンピューター制御の機械がプログラムどおりに仕事をします。ここまでは今や常識で、潮田製作所のすごいのはここから。

 機械に改良を加え、一度に1個づつではなく、一度に9個の品物が加工できるようにしました。つまり一度動きはじめると、9個出来上がるまで動きつづけます。その間他の仕事をすることができます。これは一緒に仕事する息子さんのアイディアと製作です。

 こうして、一人が複数の機械を動かす潮田製作所の仕事は進行します。作業するのは社長の国昭さん、奥さん、息子さん、社員1名の4名です。
 「今は,排気ガス規制関連で仕事が切れない」、「では将来は?」の質問に「戦車かな」。本気か冗談か潮田さん。

 以前、棒付きサンダーとして紙上で紹介したこともあるアイディア商品は、洗浄清掃機『ポリエース』として宣伝中です。

 民商に入ったのは会社を有限会社にした時。それは、約15、6年前のこと。経理を担当していた奥さんが先に民商活動に参加。やがて国昭さんも仲間入りしました。

 工場の2階は、社員休憩室と言うより、保土ヶ谷民商中支部の集いの場。台所があって、冷蔵庫も完備、焼き肉用鉄板、カラオケセット、何でもあります。(つまり宴会場かな?)。ここで会議したり、集まって活動に出かけたりします。
 不況風がよけて通る潮田製作所。「時間が出来たら台所配水管の中を掃除する道具を試作したい」と、潮田さんは、今日も元気に全力投球です。

神商連しんぶん2003年7月(第151号)より
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